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自己PR アーカイブ

2007年01月07日

エントリーシート作成術

面接に通るエントリーシート作成術

エントリーシートを書く際にアピールすることは、「自分は『基礎学力と人間性』『ビジネス能力』『強い志望動機・入社意欲』を持った人間である」ということです。そして採用担当官に「自分は活躍できる有能な人材である」ということを印象付けることが大切です。つまり自分の能力や志望意欲をきちんとアピールできるテクニックを持つことが、エントリーシート作成ではポイントとなります。そしてそれは面接などでも重要となります。

さて、それではどのように自己PRを考えていけばいいのでしょう?
ただやみくもに自己PRを考えても、就職活動を勝ち抜く自己PRを作ることはできません。これはエントリーシート作成だけでなくあらゆることに共通することですが、まずは全体の骨格を作っていきましょう。以下に自己PR作成のポイントを示しておきます。

ポイント1

「志望する企業がどんな能力・資質を求めているのかを把握する」

的を射た自己PRをするためには、まず企業がどんな人材を求めているのかを知ることが大切です。企業分析をしたり、OB訪問をするなどして、正確な情報を収集しましょう。

ポイント2

「企業が求める能力・資質を、自分が保有していることをアピールする」

経験談を語ることで、企業が求める能力・資質が備わっていることを証明します。ただ企業が求めているビジネス能力は複数あるので、それぞれの能力ごとに思いつくエピソードを全て書き出していきます。どんな経験談が効果的なのかも、選別することが大切です。

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ポイント3

「欠けている能力は、習得中であることをアピールする」

当然、企業が必要としているビジネス能力が、あなたにない場合も多々あります。それをそのままにしておくと、企業はあなたを「不必要な人材」と判断して不採用にしてしまいます。能力が欠けている場合は、それを習得するために努力していることをアピールしましょう。自分に足りないものを克服する準備・努力をしている人間は高評価を得ます。

ポイント4

「企業の特徴、仕事内容、長所を正確に把握する」

志望する企業がどんな企業なのかをきちんと把握しておかなければ、的外れの自己PRになってしまいます。そのためきちんとした企業分析を行っておくことが重要となります。

ポイント5

「志望企業の仕事内容と、自分がやりたいこと(目標)を擦り合わせる」

自己PRでは、自分が何をやりたいのか、という目標を明確にすることも大切です。ただあなたのやりたいことが、その企業の仕事内容・事業内容とかけ離れていてはいけません。そういう意味でも、企業分析や情報収集に手抜かりがあってはいけません。

ポイント6

「志望動機の強さをアピールする」

「御社で働きたいんです」という強い志望動機をアピールすることが、就職活動では重要です。そして「~という理由で、御社を志望する」という理由や根拠も説明することです。

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自己PRの書き方

自己PRは「結論→エピソード→目標」の順番で書く

エントリーシートなどの書類選考では、いかにビジネス能力があるかを印象付けるかが合否の分かれ目となります。サークル活動や海外留学、アルバイトといった経験自体は、それほど重要ではありません。それらの経験の中でどんな能力を発揮したのか、どんな能力を身につけたのかが、就職活動では重要となるのです。ですから「学生時代にどんなことを頑張ったか?」「あなたの長所は何ですか?」「挫折した経験はありますか?」という問いには単なる経験談を述べるだけでなく、ビジネス能力を印象付ける言葉を含めましょう。

といっても「私は行動力のある人間です」「独創的な発想力を持っています」と言うだけでは、何のアピールにもなりません。行動力や発想力があるのなら、過去の経験談を引き合いに出して、「この時、こんなことをしました」「このような発想で困難を切り抜けた」と説得力を持たせてアピールすることが大切です。ただしあまりにもアピールしすぎると単なる自慢にしかなりませんので、ビジネス能力があることをさりげなく印象付けましょう。

また文章を書く際には、読みやすいことを心がけるようにしましょう。字の巧拙は重要ではありません。字が下手でも丁寧に書くことが大切です。また長々と書いてまとまりのない文章も、書類選考(エントリーシート)では不合格とされるので要注意です。それぞれの一文は短く区切って書いていくと、要点の掴みやすい読みやすい文章になります。

そして自己PRの手順としては、先に「結論」を書き、続けてそれにまつわる「エピソード」を述べ、最後にそれに関連した「今後の目標」などで締めくくると、魅力的な自己PRを行うことができます。以下を参考にして、あなたの自己PRを考えてみてください。

○冒頭部分:結論を端的に書く。「私の長所は○○です」「私には○○の能力があります」
  ↓
○中盤部分:冒頭に関連する具体的な経験談、エピソードを展開させていく。
      どんな困難を打開したか、どれだけ努力したか、どんな能力を発揮したか。
  ↓
○終盤部分:自分の持っている能力、学生時代に学んだことから、社会人として何を
      したいのか、何ができるのか。ビジネスでの目標を述べる。

「結論」「エピソード」「今後の目標」という順番で話を展開させると、流れのよい自己PRになります。またエピソードでは、あなたのビジネス能力を印象付けることが大切です。

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2007年01月08日

面接でのアピールの仕方

複数のビジネス能力&存在感を備えていることをアピールする

企業はたくさんのビジネス能力を持った人材を求めています。ですから自分にたくさんのビジネス能力があることをしっかりアピールすることができれば、内定がぐんと近づくことになります。そのためにはエントリーシートを十分に活用しなければなりません。
学生時代に頑張ったこと、自分の性格、あるいは趣味について書く際にも、自分にビジネス能力があることを印象付けるような文章を書くよう心がけましょう。

もちろんそれぞれの業界や企業によって、要求されるビジネス能力は異なってきます。しっかりと企業分析と情報収集を行い、志望する企業がどんな能力を求めているかを知っておかなければなりません。やみくもに自己PRをしたところで、たとえそれがどんなに素晴らしい能力であっても、企業が求めている能力でなければ内定を得ることはできません。

といっても、企業が求める複数のビジネス能力が備わっていれば内定がもらえるか、というと、これも断言できるものではありません。例えば最終選考まで進むと、同じレベルの能力を持った学生が残っているわけです。ここまで来ると、採用と不採用の差は紙一重と言っていいでしょう。では、最後に内定を勝ち取るために何が必要なのか?

やはり最後にものを言うのは、「存在感」です。自分の存在をどれだけ企業側にアピールできるかが、合否の分かれ目になってきます。存在感というとやや漠然としていますが、要するに「この学生は何か大きなものを持っている」「この学生は将来性がある」ということなどをビジネス能力と共にアピールしていけば、企業側に存在感を与えることができます。
存在感のアピールとなるような要素を、以下に簡単に紹介してみようと思います。

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専門スキルや資格を取得しているか?

他の人にはない専門能力や各種資格を保有していると、ライバルに差をつけることができます。資格は能力を証明するものなので、資格を持っているとあなたの価値は上がります。

チームリーダーとしての実績があるか?

サークル活動などでリーダーとして活躍した人は、何名のメンバーを率いてどんな実績を挙げたかをアピールしましょう。受賞歴などがあると、さらに評価は上がります。

能力の根拠となる「数字」を持っているか?

あなたの挙げた実績や成果を、具体的な数字で説明できる学生はビジネス感覚が優れているとして、企業側も高い評価を与えます。実績は具体的な数字を示してアピールしよう。

自分だけのユニークな人生を歩んでいるか?

例えば別の大学に再入学をした経験や、外国で生活した経験、海外留学など、他人にはない人生を歩んできた人は、行動力のあってたくましい人物として企業側も注目します。

意外性を感じさせる趣味を持っているか?

実は平凡な趣味であっても、企業側に存在感をアピールすることができるものです。大人しそうな人が剣道の段級を持っていたり、逆に体育会系の人が書道を習っていたりすると、そのギャップから「多彩な面を持った人間」として企業側に印象付けられます。

何らかのプロジェクト、研究会に参加した経験はあるか?

イベントやプロジェクト、研究会に関わった経験がある場合は、それもアピールしましょう。それらが有名であればあるほど、企業はあなたに高い評価を与えることになります。

論文を発表した経験を持っているか?

例えば新聞や雑誌などに論文を投稿した経験がある、もしくは投稿した論文が掲載された経験があるという学生は、高い評価を得ます。現在執筆中でも、好印象を与えられます。

何もなければ将来性があることをアピールしよう!

上記のようなアピールすべき実績や経験のない人は、自分の将来性をアピールしましょう。資格取得のために学習している、こんな努力をしている、ということも好印象を与えます。

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志望動機のアピールポイント

志望動機をアピールする際のポイント

(1)志望動機には、「意欲」と「理由」が必要!

志望動機を考える際には、企業分析を徹底的に行い、入社意欲の「強さ」と、なぜ入社したいのかという「理由」を盛り込むことが大切です。志望理由の書き方を簡単に表すと、
「私は○○をやりたいと考えています。御社は△△を行っているので、私の希望と一致します。私が御社を志望したのは、そのためです」
という具合になります。志望動機をアピールする際には、まず自分が何をやりたいのかを考え、企業がどんな事業を行っているのかを調べ、その二つに共通点があるから「だから御社を志望します」という流れで話を進めていくと、スムーズにアピールできます。

といっても、「私は編集をやりたいと考えています。御社は出版社なので、私の希望と一致します。私が御社を志望したのは、そのためです」という漠然とした志望理由では、とても企業側を納得させることはできません。採用担当官が見ているのは、学生の熱意、真剣さ、やる気です。入社した後、情熱を持って仕事に取り組んでくれるか、本気になって頑張ってくれるかを、企業は知りたいのです。だから強い志望意欲を持ち、そして志望理由を明確にアピールすることができれば、企業は安心してあなたを採用することでしょう。

*志望動機を作成する際には、四段階に分けて考えましょう。以下を参考にして下さい。

○第一段階:「自分の目標、目的、希望をアピールする」

自分が何をやりたいのか、その思いがどれだけ強いのかを最初に考えましょう。
           ↓
○第二段階:「企業分析を行い、その会社の事業内容や特徴を把握する」

その会社のどの部分に興味を持ったのか、その会社の事業内容や特徴を調べましょう。
           ↓
○第三段階:「第一段階と第二段階を絡ませる」

『自分がやりたいこと』と『その会社ならではの事業内容や特徴』が一致するから、「御社を志望する」という風に話を展開させると、志望動機に説得力が出てきます。
           ↓
○第四段階:「将来の目標、キャリアプランをアピールする」

入社後の目標などを明確に掲げると、企業側はその情熱を買って高い評価を与えます。

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@志望理由を書く際のポイント

志望動機の強さを伝えるためには、具体的な志望理由を明確にすることが大切です。しかし志望理由をどのように考えればいいか分からない、という人もいるでしょう。志望理由を考える際には、自分の生き方や経験、考え方を踏まえてアピールすると説得力が出ます。

・「自分はこんなことに興味を持っていて、それをもっと学びたいためこの仕事がしたい」
・「自分は過去にこんな経験をしてきた。だからその経験を生かして、この仕事がしたい」
・「自分はこんな生き方をしたいと考えている。だからこの仕事をしたい」

また志望動機の強さをアピールする場合には、努力していることなどを語りましょう。

・「自分はこんな仕事をしたいので、現在こんな努力/活動をしています」
・「自分はこんな仕事をしたいので、現在こんな準備をしています」
・「自分はこんな人間になりたいと考えているので、こんな努力をしています」

(2)情報収集、企業分析で志望動機を明確にする

就職活動を行う学生の中には、きちんと志望動機をアピールできない人がいます。
そこで志望動機を作る際には、具体的にどんな作業を行えばいいかを紹介してみます。

まず大切なことは、できるだけ詳しく企業分析を行うことです。会社案内の資料やHPを見て、「御社の○○という事業に、大変興味を持ちました」という程度の志望動機では、とても就職活動で勝ち抜くことができません。内定を手に入れるためには、他の学生が知らないような情報を集めることが大切です。詳しく企業分析を行えば、企業側は「この学生はよく調べている=当社への志望意欲が強い」と判断し、あなたに高い評価を与えます。

新聞やニュース、インターネットを使って志望する企業の情報を1、2年分は集めるようにしましょう。それを整理し、その企業の事業内容や特徴をしっかりと把握し、志望動機に絡めていけば、「この学生は本気でわが社を志望している」と印象付けることができます。

また志望動機を作成する際には、その会社に興味を持った理由や自分のやりたいことをアピールするだけでなく、企業分析を行ってきたことを印象付けることも大切です。これをアピールすることは、「分析力」や「学習能力」といったビジネス能力をアピールすることにもなります。「なぜその会社を志望するのか?」「その会社の特徴は何か?」ということを具体的に盛り込むことで、企業側はあなたをビジネスで活躍できる人間と判断します。

*志望動機を考える際には、こうして企業分析を行いましょう!!

○なぜ企業分析を行うのか……?

・その会社に自分のやりたいこと(目的・希望・目標)があるかどうかを調べる。
・あえてその会社を選んだ理由を明確にする。他の会社とどう違うのか。特徴など。
・「しっかりと企業分析を行う」=「志望意欲が強い」とアピールできる。
・企業分析を行うことで、「学習能力」や「分析力」などのビジネス能力をアピールできる。

○どんな点に心掛ければよいのか……?

志望する企業についてだけ調べるのではなく、ライバル会社や業界全体を調べることで、その企業の業界内におけるランク、特徴、長所・短所を分析できるようになります。

○情報収集するために何を活用すればいいか……?

・OB訪問。会社の店舗見学。工場見学。会社のHP。会社案内資料。など
・朝日新聞、日経新聞。ビジネス雑誌。専門書。業界本。など
・日系テレコン21(情報検索WEBサイト)

○志望企業のどんな部分を分析すればいいのか……?

・事業内容について:将来性のある事業内容か。廃れつつある事業内容か。など
・企業のスタイルについて:保守的。革新的。官僚体質。新事業に積極的。など
・その企業の商品について:企画力。技術力。世間の認知度。価格。など
・主な客層(ターゲット)について:大衆向け。ブランド志向。中年男性向け。など
・商品特性について:機能性。デザイン性。話題性。など
・ビジネスモデルについて:技術力。営業力。組織力。など
・経営戦略について:リストラに積極的。売上至上主義。縮小路線。など
・人事戦略について:年功序列主義。実力主義。など
・企業の成長性(売上)について:急成長。下降。停滞。など
・営業形態について:コンサルティング営業。ドブ板営業。法人営業。など
・その企業の今後のビジョンについて:教育問題。環境問題。海外進出。など

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面接での話術をアップ

面接での話術をアップさせるポイント


(1)面接では筋道を立てて論理的に話しましょう

面接で面接官がチェックしていることは、その学生に「強い志望意欲」と「ビジネス能力」が備わっているかということです。しかしそれ以前に会話で重要なことは、自分の意見や考えを的確に相手に伝えるということです。長々と話をしたり、何を言っているのか要領を得ない話し方では、自分の考えや才能を相手にアピールすることはできません。

面接で大切なことは、自分の意見を簡潔にまとめ、相手に理解しやすいような話し方をする必要があります。その手法として、「まず結論から述べ、後でその理由を説明する」という話し方が相手に理解されやすいです。先に結論を述べましょう。また結論に対する理由を説明する際には、「簡潔」「筋道を立てて論理的」に話すことが大切です。相手に理解してもらおうと一生懸命長々と話すと、逆に相手に理解されにくいので注意しましょう。

@論理的に話すとは……?

論理的に話すとはどういうことかよく分からない、という方もいらっしゃるかもしれません。要は順序よく筋道を立てて話していくということです。

(パターン1)
「私は○○だと考えています」→「それは△△だからです」→「つまり~(解説する)」

(パターン2)
「私の長所は○○です」→「以前このようなことがありました」→「(過去のエピソードを披露する)」→「この時に、こんな行動を取り、問題を解決することに成功しました」

(パターン3)
「現在わたしは、○○を行っています」→「○○を行えば、△△の能力が身につくと思ったからです」→「御社は××という事業に積極的だと知りました」→「△△の能力があれば、××の分野で活かせると考えており、現在わたしは○○の努力を行っています」

普段から筋道を順序よく立てて話をする訓練を行えば、論理的に話せるようになります。

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「結論を述べる」→「理由を説明する」→「補足説明を行う」

というような形で、自分の意見や考えを3つぐらいに分割して考えると、論理的な話し方になります。論理的に話すことができれば、自分の考えが的確に相手に伝わるはずです。
また会話はテンポが重要です。幾ら論理的な話し方でも、長々と喋ってしまうと相手はうんざりしてしまいます。答える時には自分の考えを短く簡潔にまとめて話しましょう。一人で一分以上話すのは原則としてタブーです。10秒~30秒程度を目安にしてください。

(2)「エサ」を撒いて面接の主導権を握る

面接時間はあまり長くないので、自分からどんどん「志望意欲」や「能力」をアピールしていかなければなりません。そのために事前のエントリーシートなどに、「自分の能力」や「志望意欲」に関するエピソードなどを書き込んでおきましょう。面接官はエントリーシートの情報をもとに、質問を行ってきます。ですから面接官が質問したくなるような内容をエントリーシートに書き込んでおけば、予測される質問を前もって準備できるはずです。

ただ事前にビジネス能力をアピールできるエピソードを用意していても、面接官がその話題に触れてこない場合もあります。かといって面接中にいきなり、「実はわたし、こんな能力もあるんです」などと強引に話題を変えてしまうと、「場の空気を読まない学生」「出しゃばりの自慢したがり」などと判断され、評価を下げてしまいます。

もし面接で話したいことがあるのなら、いきなりその話に持ち込まずに、事前の会話の中にさりげなく「エサ」を撒いておきましょう。すると面接官はその「エサ」に食いついて、「それはどういうことですか?」と質問してきます。こうなればあなたのものです。家でじっくりと練った自己PRを順序よく論理的にアピールしていきましょう。つまり面接官が質問したくなるようなネタを会話の中に混ぜておき、自分がアピールしたい内容を面接官のほうから質問させるという流れを作ってしまえば、面接の主導権を握れるわけです。

面接だけでなく、あらゆる場面で共通することですが、「場の空気を読む」ということは重要です。あまり強烈にアピールしてしまうと、面接官もうんざりしてしまいます。その場の雰囲気を敏感に感じ取りながら、面接官が食いつきそうな「エサ」を投げ込み、自然な流れで会話の主導権を握り、自分の志望動機やビジネス能力をアピールしていきましょう。このテクニックを身につければ、面接での話術を確実にアップさせることができます。

(3)足りない能力もアピール材料にする

ビジネスではたくさんの能力が要求されます。当然、企業も採用選考で学生に複数の能力を要求します。しかし、完璧な人間はいません。就職活動を行っていれば、必ず、
「この企業はAとBとCの能力を求めているようだが、自分にはAとBしかない」
というような事態に直面します。そのよう場面に遭遇したとき、どうすればいいのか?
実は自分に足りない能力があってもそれを逆手にとって、アピールする方法があるのです。

「御社の事業においては、AやB、Cのような能力が必要だと考えますが、現在の私には残念ながらCの能力が欠けているように思えます。しかし現在、○○の資格勉強をしており、自分に足りないCの能力を習得しようと努力しているところです」という形でアピールしてみましょう。すると面接官は、「この学生はわが社に必要な能力を把握している」「自分を向上させようという情熱がある」「入社意欲が高い」と評価してくれます。

また面接では、「あなたの弱点(短所)は何ですか?」と尋ねられることもあります。自分の欠点を知られると不採用にされるのでは? と恐れて答えをはぐらかす学生もいますが、これは絶対にやってはいけません。「質問に対して適切な返答ができない学生=コミュニケーション能力がない」と判断される危険性だってあります。

誰にだって短所や欠点はあります。それは恥ずべきことではないし、欠点があるからといってそれだけで不採用にする企業はありません。短所や欠点を問われた時は上記を応用し、
「私の欠点は○○です→社会人になるにあたって、この欠点は克服する必要があると考えています→そこで現在△△のような努力をしています」
という風に弱点克服の努力をしていることをアピールすれば、あなたの評価が上がります。

@自分に足りない能力(弱点)がある場合のアピール法

○第一段階:「能力不足を自覚している点をアピールする」

自分に何が足りないのかを把握し、能力不足を自覚している点を面接官に伝えましょう。
『自分には現在、御社が必要としている□□の能力が足りないと考えております』
             ↓
○第二段階:「弱点克服のための努力をしていることをアピールする」

足りない能力を補うために努力や準備を行っていれば、面接官の高い評価を得られる。
『そこで現在、○○の勉強をしており、自分の弱点克服に努めております』
『これから○○の資格を取る勉強を行い、自分の弱点を克服する努力を行う計画です』
            ↓
○第三段階:「能力を身につけた後のキャリアビジョンをアピールする」

足りない能力を身につけた後には、どんなことをしたいのか今後の目標を述べる。
『□□の能力を身につけた後には、御社で××のようなことをやって活躍したい』

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内定のための情報収集

面接合格に必要な情報収集のためのテクニック

(1)OB訪問で企業の有益な情報を聞き出す

競争率の高い人気企業などでは特に、OB訪問が内定の鍵を握っています。OBから有益な情報を聞き出すことに成功した学生は、その多くが内定を手に入れているという現状があるのです。そこでOBの探し方、OBから情報を聞き出すテクニック、また志望企業にOBがいない場合はどうすればいいのかを、これから紹介してみたいと思います。志望企業に合格するには、情報収集が重要です。有益な情報を手に入れ、内定をゲットしよう!

@OB訪問の目的とは……?

・あなたの志望する企業がどんな人材、どんな能力を求めているのかを聞き出す。
・その企業の事業内容や仕事、社風、特徴、経営戦略などを聞き出す。

上記のような情報を収集するために、OB訪問はやっておくべきです。有益な情報を収集しておけば、面接での自己PRの完成度を高めることができます。もし可能ならOBにエントリーシートの添削や模擬面接などをしてもらい、アドバイスなどをもらうとその企業での就職活動がさらに有利になります。そのためOBとの人間関係を築くことも大切です。さほど親しくないのに無理な要求をすれば、「身勝手な人間」と判断され、逆効果です。

OBと接触すれば、あなたの人間性が良くも悪くもその企業に知られます。きちんとマナーを守り、礼節をわきまえながら、OBに接するように心がけましょう。

もし志望企業にOBがいなくても大丈夫です。その場合は企業の情報を提供してくれる社員とコンタクトを取り、会社の様々な話を聞き出せばいいのです。就職活動中に知り合った他の大学の友人などに紹介してもらったり、その会社が経営している店舗などに足を運んで社員に質問してみるなど、方法は様々にあります。時と場合と状況をわきまえることは大切ですが、積極的にアプローチする精神を忘れてはいけません。

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@OBの見つけ方・探し方・アプローチ方法

a、クラブやサークル、ゼミの先輩がOBなら、直接連絡を取って会ってもらう。
b、就職課の職員にOBを紹介してもらう→就職課からOBに連絡を取ってもらう。
c、就職課のOB名簿から連絡先をメモ→電話やハガキで連絡してコンタクトを取る。
d、アルバイト先の友人、先輩のOBを紹介してもらう→その人から連絡してもらう。
e、他の大学の友人のOBを紹介してもらう→友人からOBに連絡を取ってもらう。
f、親戚や近所、身近な人にツテがないかを調べる→その人からOBに連絡してもらう。
g、その企業のお店やイベントに足を運び、直接社員にアプローチをかける。

(2)OBの年齢や職種で情報は異なる

一言でOBといっても、様々な人がいます。入社二年目の人もいれば、入社十年目の人もいますし、企画職の人もいれば営業職の人もいます。年代や職種、業種によって、提供してもらえる情報は異なってきますし、情報量、職業観、視野の広さも違ってきます。

ですから一人のOBと話をしただけでは、その会社に関する情報を十分に集めたとは言えません。できるなら最初に話を聞かせてもらったOBの方に、別の社員を紹介してもらい、複数の社員の方から話を聞くようにしましょう。異なった年代、異なった職種の方から情報を仕入れることで、その会社の企業分析がより正確に行えるようになるはずです。

またたくさんの社員の方から話を聞いたというだけで、面接では「志望意欲が強い」「積極的で行動力がある」などの評価を得ることができます。さらにそこから企業分析を行い、自分の考えを述べることができれば、面接官はあなたのビジネス能力を高く評価します。

同じ業種の他社の社員に、志望企業について聞いてみるのも面白いかもしれません。ライバル会社の社員が自分の志望する企業をどう見ているのかが分かれば、企業分析の参考にもなるはずです。企業の情報はなるべく多くの人から仕入れることが、重要です。

@どんな社員がどんな情報を持っているのかは、下を参考にして下さい。

a、入社一年目の社員の場合……

まだ社会人としての経験がなく、仕事に関する情報はほとんど持っていません。エントリーシートの作成や面接対策に関しても、参考にならないケースがある。しかし就職活動を勝ち抜いた成功者として、就職活動に関する有益な情報を持っているはずです。情報収集の方法、勉強の方法、時間の使い方、その他経験談など役立つアドバイスがもらえます。

b、入社二年目~四年目の社員の場合……

まだ業界や会社について深く知らないため、仕事に関する情報はあまり深く教えてもらえない可能性があります。しかし学生と年代が近く若者の視点を持っているので、「若者の視点」から見た会社の長所や短所を教えてもらうことができます。また会社の雰囲気や仕事のやりがい、面白さ、大変さ、人間関係も若者の視点で語ってくれるはずです。

c、入社五年目~十年目の社員の場合……

その業界や会社に関してかなり精通しており、仕事に関する役立つ情報を提供してくれるはずです。また社内外に豊かな人脈を持っており、様々な部署の社員を紹介してくれる可能性があります。一方でリーダー経験やマネジメント経験にはまだ乏しく、より広範囲の視点で情報を提供する力には欠ける。採用選考やその企業が求める人材についても、正確に教えてもらうことはできないと思われる。

d、入社十年目以上の社員の場合……

入社十年を超えると、現場のリーダーとして活躍している方が多くなります。多くの部下を管理するマネジメント能力や、経営的視野を持っている方たちです。そのため業界や会社に深い知識を持ち、業界の動きや企業の特徴など内容の濃い有益な情報を聞きだすことができるはずです。さらには会社が求めている人材・能力や、採用選考に関する情報など、あなたの就職活動に役立つアドバイスをしてくれるに違いありません。

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(3)OBから役立つ情報を聞き出す方法

OB訪問をすれば、OBの方から役立つ情報を提供してくれる……なんてことはありません。あなた自身の手でOBの方から有益な情報を聞き出していかなければなりません。
そのためにはOB訪問をする前に、その会社に関する情報をできるだけ集めて勉強しておくことが大切です。しっかりと勉強していけばその熱意が社員の方に伝わり、内容の濃い話をしてくれるはずです。また何も下調べをしていない学生に対しては、社員の人も当然愉快な気分にはなれませんので、有益な情報を提供してくれるとは思えません。忙しい時間を割いて会ってくれるのだから、OB訪問の際にはきちんとした準備をしましょう。

社員の方は忙しいですので、OB訪問の時間は限られています。質問の仕方が下手だと役立つ情報やアドバイスがもらえず、OB訪問をした価値を低下させてしまいます。限られた時間で内容のある情報を収集するためには、質問の仕方も考えなければなりません。やはり重要なのは「会社が求めている人材・能力」と「その会社の業務内容や仕事」に関する情報です。この点に関しては、絶対に聞き忘れないようにしましょう。
OB訪問する際には、以下のような質問をすると役立つ情報が得られるはずです。

・御社が求めている人材・能力、人物像はどのようなものですか?
・入社後に活躍する社員は、どんな能力を持ち、どんなタイプの人間ですか?
・入社後はどのような仕事をすることになるのですか?
・20代半ばから後半にかけては、どのような仕事をすることになるのですか?
・御社は若手社員にどんなことを期待し、何を求めていますか?
・御社の持ち味は○○だと考えておりますが、実際はどうなのでしょうか?
・御社に必要な能力は○○と△△だと思いますが、この他にも何かありますか?
・御社の○○の分野で活躍するために必要な能力とは、どのようなものでしょうか?
・○○の分野では、具体的にどのようなお仕事をなさっているのですか?
・私は○○のような仕事をしたいと考えていますが、御社の方向性と一致していますか?
・御社は年功主義ですか? それとも実力主義ですか?
・最近、御社が力を注いでいる事業、プロジェクト、商品はどのようなものですか?
・御社は今後、どのような事業やプロジェクトに力を注ごうとお考えなのですか?
・ライバル会社の社員と比較して、御社の社員が勝っているのはどういう部分ですか?
・先輩はなぜこの会社を選んだのですか?
・この会社を選んでよかったと思うのは、どんな時ですか?
・今までの仕事の中で、一番大変だったこと、辛かったことは何ですか?
・先輩はどのような職業観、仕事に対する考えをお持ちなのですか?
・先輩が部下にほしいと思うのは、どういうタイプ、どういう能力を持った社員ですか?
・御社の○○という仕事は~~と認識しておりますが、実際はどうなのでしょうか?
・御社のあの商品は、どのようないきさつで生まれたのですか?

@OBにアポを取る時の一般的な電話のかけ方

「○○さんでいらっしゃいますか? はじめまして。私は先輩が卒業なさったA大学の後輩の△△と申します。現在、私は就職活動中で企業分析を行っているのですが、就職部で御社に先輩の○○さんがいらっしゃることを知り、ぜひ御社についてお話をうかがわせていただければと思い、お電話させていただきました。もしご迷惑でなければ近々、ご都合のよろしい時に一度お目にかかりたいと考えているのですが、いかがでしょうか?」

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