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2007年01月07日

エントリーシートの目的とは?

エントリーシートは何のため?

就職活動の第一関門に、エントリーシートというものがあります。これはそれぞれの企業が独自に作成した質問です。ただ基本的にどの企業のエントリーシートでも、「なぜ当社を選んだのか?」「あなたの長所は何ですか?」など、志望動機や自己PRを問う質問が含まれています。企業がこのようにエントリーシートを学生に書かせる理由は、2つあります。

足きり

一つは足切りです。就職希望者を一人ひとり面接していては、あまりにも効率が悪すぎます。人気企業になると、一万人を超す応募者があります。中堅でも数千人単位の応募者が殺到する企業もあります。全員を面接している時間はとてもありません。そこでエントリーシートという「ふるい」にかけ、その企業の採用基準に達しない学生を落としていくのです。そして能力のありそうな学生に対してのみ、説明会や面接の日程を知らせるのです。

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面接時の資料

そしてエントリーシートのもう一つの目的は、面接時の資料として活用されることです。企業にとってエントリーシートは、貴重な「情報」です。面接に際して、企業側はあなたのエントリーシートに基づいて、様々な質問を行います。これは一次面接だけでなく、二次、三次、最終面接でも同様です。ということは、あなたが質問してほしい内容を事前にエントリーシートに書いておけば、面接を有利に進められるということですね。

@エントリーシートで、企業は以下のような要素をチェックしています。

・自己PR……学生時代に頑張ったこと、あなたの長所(短所)、あなたの強み など
・志望動機……なぜ当社を選ぶのか(希望業界、希望職種についても問われます)。
・職業観……10年後にどうなっていたいか、会社(仕事)選びの基準について。
・思考力……上記の内容を論文形式で問うことで、思考力や発想力をチェックしています。

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企業が求めている人材・能力

企業が求めている人材・能力とは?

エントリーシートの作成や面接では、幾度も自己PRをしていかなければなりません。
しかしどんなにしっかりとした自己PRでも、的外れなものでは内定を獲得することはできません。例えばアルバイトやサークル活動、留学などですごい経験をし、単にそれをアピールしても面接官に感銘を与えることはできないということです。面接官はあなたの経験談や自慢話を聞くために、面接を行っているのではありません。企業が求めているのは、
「あなたはうちの会社で活躍し、実績を挙げるだけの能力を持っているか?」
ということです。エントリーシートや面接は、それをチェックするために行われるのです。

では、企業は具体的にどのような部分をチェックしているのでしょうか。もちろんそれぞれの業界や企業によって、その内容は異なってきます。しかしどの企業も、「基礎能力」「ビジネス能力」「志望動機」の3つは必ずチェックします。エントリーシートや面接でこの3点をきちんとアピールできれば、内定は手に入ったと考えてもいいでしょう。
「基礎能力」「ビジネス能力」「志望動機」の具体的な内容は、以下のようになっています。

(1)基礎能力とは?

・基礎的な学力……学習スピード、理解力、物事の本質を見抜く洞察力 など
 エントリーシートで要点を簡潔に回答できるか。面接官の質問の意図を理解し、適切な
 答えを述べることができるか。会話のキャッチボールが普通にできるか。などです。

・人間性……人格、品位、目つき、姿勢、振る舞い、明るさ、存在感、マナー など
 社会人としての人格に問題がないか、適切な言葉遣いができるかなど、人格や品位、
 人間性など。面接時の喋るスピードや振る舞い、姿勢、目つきなどから判断されます。

→つまり一般常識と教養を備え、社会人としてのマナーを持っているか、ということです。

(2)ビジネス能力とは?

・ビジネス能力……問題を構造化・整理する能力、チームマネージメント力 など
 仕事を高い水準で効率的に行うために必要な思考や資質(コンピテンシー)のことで、
 問題点を解決する能力や、メンバーのモチベーションを高め組織を統率する能力など。

・献身性……上司の意見を尊重し、チームプレーを大切にする考えを持っているか。

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(3)志望動機とは?

・志望動機……

高いモチベーションを持っているか、自分で積極的に学習する姿勢 など
企業はどれだけ高いモチベーションを持って仕事に取り組んでくれるか、ということを
重視します。「絶対にこの仕事をしたい!」という強い志望動機をもっている人は、仕事
を覚える速度も早く、自分で積極的に物事に取り組んでくれると企業側は考えています。

・職業観……

どんな仕事をしていきたいか、10年後の自分について、仕事観 など
就職活動で内定を得るためには、はっきりとした職業観(キャリアビジョン)を持つ
ことも大切です。働くということに関してどういう考えを持っているのか、10年後
にどんな仕事をしていたいか、どんな自分になりたいかを思い描いておきましょう。

@この他にも、企業は以下のような能力を持つ学生を求めています。

・目標や成果に向かって頑張れる能力……
 目標・成果に対する執着心、発想を転換する能力、情報収集能力 精神力、逆境力など

・好奇心やイノベーション能力……
 何事にも興味を持つ旺盛な好奇心、新しい考え方などを構築するイノベーション能力

・分析力・戦略的思考ができる能力……
 分析力や洞察力、要点を把握し、問題を構造化していく能力、戦略的思考力 など

・仲間と良好な人間関係を築くことができる能力……
 人間関係構築力、コミュニケーション能力、交渉力・調整能力、対人感受性 など

・自分を奮い立たせて前に進んでいける能力……
 自分を向上させる力(自己啓発力)、自分を変える力(柔軟性)、学習の速さ など

・人やチームを統率し、動かしていく能力……
 リーダーシップ、コミュニケーション能力、チームプレー力、指導力・人材育成能力

・起業やビジネスセンス……
フロンティアスピリット、経営意欲、自立心、コスト感覚

・業務遂行能力……
ミスがなく高い精度で業務を安定して、効率よく行っていける能力

・創造力……
創造力・クリエイティビティ、新しいルールや仕組みを作り出す能力 など

・サービスマインド……
顧客や仕事仲間の満足度を高める気配り、サービス提供精神など

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面接の合格の決め手

志望動機とビジネス能力で合否が決まる!

企業によって採用基準は異なりますが、どの企業も「基礎能力」「ビジネス能力」「志望動機」の3つを重要視していることは間違いありません。これら3つの能力を総合的に評価して、「うちの会社で活躍してくれるか」どうかを判断しているのです。「基礎能力」「ビジネス能力」「志望動機」に基づいて、企業は面接などで以下のような項目をチェックします。

a、印象:表情や身だしなみ、振る舞いは好印象か。存在感はあるか。ストレスに強いか。
b、入社意欲:志望動機に説得力はあるか。仕事内容を理解しているか。活躍できるか。
c、成果志向:目的意識を持っているか、成果に執着心を持っているか、責任感はあるか。
d、問題解決力:分析力はあるか。物事の全体を把握する能力。新たな手順を考える能力。
e、コミュニケーション能力:対話力はあるか、言葉遣いは適切か、場の空気を読めるか。
f、対人影響:誰とでも打ち解けられるか。チームワークを大切にするか。順応性。
g、構想力:オリジナリティがあるか。新しい構想を作り出せるか。発想力はあるか。
h、インテリジェンス:鋭い判断力を持っているか。多様な視点、価値観を持っているか。

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内定がもらえる人と、もらえない人の差は何か?

企業が人材を採用する際に、最も重きを置いているのは、「志望動機」と「ビジネス能力」です。就職活動のエントリーシートや面接では様々な質問がされますが、『あなたは発想力が豊かですか?』などという形でビジネス能力を尋ねてくることは、まずありません。

「どんなアルバイトをしましたか?」「人生に挫折した経験はありますか?」という形で質問してきます。それに対して自分の経験談を面接官に語っていくわけですが、面接官はあなたの経験談や自慢話そのものに興味はありません。彼らは、そのエピソードの中で取ったあなたの行動に「ビジネス能力」が備わっているかどうかを審査しているのです。つまりその経験の中で、あなたがどう考え、どう行動し、どう成長したかを見ているわけです。

単一の「能力」だけでは、就職戦線を勝ち抜くことはできない!

ビジネスでは数多くの能力が要求されます。そのため面接を突破していくためには、「私にはAとBとCの能力があります!」ということをアピールする必要があります。
面接において「アルバイトでこんな経験をしました」と自己PRし、自分の能力を面接官にアピールしたとしても、単一の能力だけでは『不採用』という評価を与えられてしまいます。企業は複数の能力を求めているので、自分には多彩な能力が備わっていることをアピールしなければ、どんなすごい経験談を語っても採用を手に入れることはできません。

志望動機をいかにアピールするかが合否の分かれ目!

ビジネス能力と同じく、「志望動機」も採用選考では非常に重要視される項目です。
しかし、いかにも取って付けたような志望動機では、面接官の心を動かすことはできません。面接官は学生の自己PRを聞きながら、志望動機に強い意欲が込められているか、志望動機を裏付ける明確な根拠があるか、ということをチェックしているのです。

つまり単に「御社の○○という企業理念に感銘を受けました」という程度の志望動機では、面接をクリアできないということです。志望動機を語る際には、自分の過去の経験や体験を絡ませることが重要です。例えば「自分はこんな体験をし、そのためこんな仕事をしたいと考えており、御社の○○に感銘を受けて志望した」と筋道を立ててアピールすると、面接官はその志望動機に納得し、「うちで働きたいんだな」という意欲を感じるのです。

またその企業が第一志望なら、事前にその企業に関する情報を収集し、学習し、準備をしておくことも大切です。志望意欲をアピールすることも、面接突破の鍵なのです。

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内定を獲得3つの準備

内定を獲得するためにやるべき3つのこと

就職活動を勝ち抜き内定を手に入れるためには、あなたの志望する企業が求めているビジネス能力が何かを知り、その能力が自分にあることをしっかりと自己PRすることです。
エントリーシートや面接での自己PRは、一人よがりな自慢話であってはいけません。経験談やトークの中に「私にはこんなビジネス能力があります」ということを踏まえることができれば、厳しい就職戦線を勝ち抜く可能性がぐんとアップするはずです。

内定を取るためには、自己分析をするよりも自己能力分析を行う方が効果的です。また面接では経験談を話すのではなく、ビジネス能力が幾つもあることをアピールすることです。
そして最終的には、「就職活動に対する姿勢」が合否の分かれ目になるでしょう。

なかなか内定が取れない人は、「いかに自分をアピールするか」ということに力を注ぎがちです。しかし、そうではありません。「相手(企業)が求めている能力が何かを知る」ことに力を注ぐべきなのです。相手が求めている能力を知れば、それが自分に備わっていることをアピールし、足りない能力があるのなら身につける努力をし、それを面接官にきちんと伝えればいいのです。これができれば、内定はあなたのものとなるはずです。

以下に内定を獲得するためにやるべきことを3点、挙げておきます。

(1)企業が求めているビジネス能力と、そのレベルを知ろう

就職活動をしていると、幾つも内定を取れる人と、なかなか内定のもらえない人が出てきます。たくさん内定がもらえる人は、どんな就職活動をしているのでしょう?
多くの内定を取れる人は、例えばサークル活動などで社会人の人と深いコミュニケーションを持った経験があり、企業が求める能力を認識している傾向があります。彼らは先輩OBに社会で必要とされる能力を聞き出し、その能力を身につけようと努力します。

「ビジネスで必要となるのは、一体どんな能力なのか」「職場で活躍している人達は、どんな能力を持っているか」「どの程度のレベルの能力が必要なのか」ということをOB訪問などで聞き出し、できるなら自分のエントリーシートを添削してもらったり模擬面接をしてもらい、自分にどんな能力が足りないかを尋ねてみましょう。実際にビジネスの現場で活躍している先輩方のアドバイスは、就職活動での大きな武器になるはずです。

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(2)志望動機に関わる情報と企業の情報を収集し、整理しよう

やはり徹底的に企業分析を行っている学生は、内定をたくさんもらっています。彼らは何度もOB訪問を行い、その業界の勉強をし、志望する企業の長所や他社との違いを見分け、その企業に関する様々な情報を収集し、整理しています。同時に自分はどんな仕事をしたいのか、どんなビジネスマンになりたいのかをしっかりと見つめています。

上記のことをきちんと行っていると、面接官に質問された時も、「御社のこんな部分に共感を持ちました」「自分にはこんな能力があるから、御社で活躍できるはずです」と堂々と応えることができます。たくさんの情報を集めることも、内定を取るためには必要です。

(3)自分に何が足りないのかを自覚し、それを身につける努力をしよう

企業側がどんなビジネス能力を求めているかが分かるようになれば、自分に何が足りないかが分かるようになります。現時点でたくさんのビジネス能力を持っている必要はありません。大切なのは、自分に何が足りないのかを理解し、それを克服する努力を行うことです。「御社で活躍するためには○○の能力が必要と考えますが、今の自分にはそれがありません。しかし現在、その能力を身につけるためにこんな努力をしています」ということを面接でアピールすることができれば、面接官に対して好印象を与えることができます。

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就職面接合否のポイント

面接合否のチェックポイント ~企業はここを見ている!~

採用選考の際に企業はどこを審査しているのか。それを知ることができれば、具体的な就職活動対策を立てることができるはずです。またエントリーシートや面接でどんな自己PRをすればいいか、ということも具体的に見えてくるでしょう。書類選考から最終面接まで、企業がどのように選考を行っているのかをここで紹介してみたいと思います。

1、書類選考で合格するためには

人気企業になると、1万通を超える応募書類(エントリーシート)が送られてきます。そのため採用担当者はそれら一つ一つを丁寧に読むのではなく、10秒程度ざっと目を通すだけです。しかし、そこにはきちんとした合否の基準があります。具体的には、エントリーシートに以下のような内容を書き込めば、ほとんどが合格すると言えるでしょう。

a、他の人にはないハイレベルな挑戦体験や成功体験を持っている人。
b、当社が必要としているハイレベルな専門知識や専門能力を持っている人。
c、ビジネス能力や資質が備わっていそうな経験や行動を持つ人。
d、強い志望動機、志望意欲を持ち、その根拠を明確にアピールできる人。
e、当社の特徴と仕事内容をしっかりと把握し、しっかりとした職業観を持つ人。

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以上のうち、aやbを備えている人は極めて少ないです。ですので、この2つがないからといって、即アウトとなることはまずありません。要するにエントリーシートで合格するためには、c~eをしっかりとアピールすればいいわけです。
次にエントリーシートの一般的な評価項目を紹介したいと思います。

・一定水準以上の学歴を持っているか。
・一定水準以上の専門知識や専門能力(スキル)、資格を持っているか。
・一定水準以上のビジネス能力を備えていそうか。
・一定水準以上の成功体験や困難に打ち勝った経験を持っているか。
・自分のやりたいことの熱意が、志望動機文できちんとアピールされているか。
・志望動機文では業界や企業の分析を行い、仕事内容を把握しているか。
・会って詳しく話を聞いてみたいと思わせる何かがあるか。
・日本語や文字を適切に使用できているか。

以上のような内容で、大体3~4個以上の項目に当てはまれば、書類選考は合格します。

2、一次面接で合格するためには

どの企業の一次面接も、通常はエントリーシートの選考と同様「足切り」です。つまり「この学生は、とてもうちの会社で活躍できそうにない」と判断された学生を、どんどん切り捨てていくわけです。面接で審査される要素は、「基礎学力と人間性」「志望動機」「入社意欲」「社会人としての常識・基礎能力があるか」などです。
逆に一次面接で落とされる学生は、以下のような人達です。

・会話のキャッチボールができない、要点を簡潔に説明できないなど基礎学力に乏しい人。
・志望動機があいまいで、入社意欲が乏しい人。
・会社のカラーや求めている人材から、あまりにもかけ離れている人。
・社会人になるにあたっての常識や節度が全く身についていない人。

「社会人になるにあたっての常識や節度が全く身についていない人」というのは、適切なコミュニケーションの取れない人のことを指します。具体的には、「社会人としての言葉遣いができていない人」「自分の考えや主張が見られない人」「話が長く、要点を簡潔に説明できない人」「質問内容を理解せず、的外れな返答をする人」「幼稚な人」などです。このような人は二次面接に呼ぶ価値がないと判断され、迷わずに不採用とされてしまいます。

また話を論理的に展開できない人や、筋道を立てて要点を説明できない人は、基礎学力に乏しい人、要するに「頭の悪い人」と判断され、こちらも選考から除外されます。

@志望動機があいまいな学生は、即アウト!

入社意欲が低く、志望動機があいまいな学生は、一次面接で真っ先に落とされてしまいます。面接官は学生に「なぜ当社を志望したのか?」「当社でどんな仕事をしたいのか?」を語らせ、様々な角度から質問を投げかけて志望動機の強さを判断していきます。「会社説明会での話に感銘を受けた」「御社の商品が魅力的だから」などという返答では、『この学生の志望動機は非常に弱い』と判断されて不採用となってしまいます。やはり志望動機の強さをアピールするためには、もっと深く、内容の濃い答えをしなければなりません。
学生の志望動機を確かめるために、面接官は以下のような質問を投げかけてきます。

・「現在、就職活動であなたはどのような業界・企業を回っていますか?」
・「自分の夢を叶えるために、現在あなたはどんな準備や努力を行っていますか?」
・「10年後、あなたはどんな仕事をし、どんな人間になっていたいですか?」  など。

@自己紹介の内容自体は、あまり評価の対象にはならない

大抵、どの企業の面接でも最初に「自己紹介」を行います。就職活動を行う学生は自己紹介の内容をじっくり考えますが、実は自己紹介の内容自体は、ほとんど審査の対象にはならないのです。面接官は学生の自己紹介で何を見ているのかというと、「話し方」「話の展開の仕方」「対応の仕方」などです。目つきや態度、喋り方、返答の仕方や話の進め方などで、その学生のコミュニケーション能力や基礎学力、人間性を判断していくのです。
では自己紹介の内容をじっくり考える必要はないのか、というと、そうではありません。
なぜなら「面接官に質問されたい内容」や「自分がアピールしておきたいこと」などを自己紹介などにさりげなく含めておくと、面接を有利に進めることができるからです。

▼一次面接の一般的な評価項目(6個以上の項目に当てはまれば、一次面接は合格です)

・外見や振る舞い、マナーなど、相手に好印象を与える雰囲気を持っているか。
・主体的に、積極的に学生生活を送ってきたか。
・基礎的な学力を備え、知識や思考に幅広さと深みを持っているか。
・社会人としての適切な言葉遣いで、きちんと会話のキャッチボールができるか。
・志望動機がはっきりしており、強い入社意欲が感じられるか。
・業界や企業、仕事の要点を把握し、それを理解しているか。
・当社のカラーに合った人材か。当社が求めているビジネス能力を保有しているか。
・もっと詳しく話を聞いてみたいと思わせる何かがあるか。

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2次、3次面接で合格する

2次面接、3次面接で合格するためには

書類選考から筆記試験、一次面接を合格する人の数は、全応募者の1割程度となっています。二次面接まで到達する人は、基礎学力も人間性も志望意欲も一定の水準をクリアした「見込みのある学生」ということになります。二次面接以降の面接官は人事部長や現場の管理職たちで、その企業が求めているビジネス能力が学生に備わっているかを判断していきます。要するに「この学生は職場で活躍してくれそうか?」どうかを審査するのです。
二次、三次面接を通過するための条件としては、以下のようなことが挙げられます。

『企業が求めるビジネス能力を幾つか持っており、将来性があって強い入社意欲がある』

例えば、英語を流暢(りゅうちょう)に話せるとか、コンテストで受賞経験があるなどの能力は十分に評価できるものですが、それだけでは一次面接は合格しても二次、三次面接をクリアすることは難しいと言えます。なぜならビジネス社会では、複数の能力が必要とされるからです。アピールできるものが一つだけでは、二次、三次面接は突破できません。
またたとえ人に誇れる経験や能力があったとしても、それがその企業の求めているものと異なっていれば、やはり採用を勝ち取ることは難しいと言えるでしょう。

二次、三次面接で面接官は、学生に複数のビジネス能力が備わっているかを判断するために、様々な質問を投げかけてきます。この手法は、一次面接と同じものです。つまり「あなたは発想豊かな人間ですか?「逆境に強いですか?」などとストレートに尋ねてくるのではなく、自己紹介や志望動機を語らせ、「その時、なぜそういう行動を取ったのか?」「こういう状況に陥った時、君ならどうするか?」という質問を行って、学生の返答や反応を審査するのです。つまりその際の回答に、『自分には複数のビジネス能力が備わっている』ということを面接官に印象付けることができれば、合格がぐっと近づくわけです。

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▼二次、三次面接の一般的な評価項目(7個以上の項目に当てはまれば、面接は合格です)

・社会人としての適切な言葉遣いで、自分なりの言葉で論理的に話をすることができるか。
・外見や立ち振る舞い、マナーなど、相手に好印象を与える雰囲気を持っているか。
・当社のカラーに合っており、献身的で当社の社員に好かれるような人間性か。
・業界や企業、仕事の要点を把握し、それを理解しているか。
・志望動機がはっきりしており、強い入社意欲が感じられるか。
・知識や感性に多様性があり、バランス感覚に優れているか。
・当社が最重要視するビジネス能力A、B、Cを備えているか。
・当社が重視するビジネス能力D、E、Fを備えているか。

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グループディスカッション

グループディスカッションで合格するためには

グループディスカッションとは、集団討論のことです。あるテーマについて複数で議論し合い、学生の発言内容や態度を採用担当官が審査していくというスタイルになります。一般的にグループディスカッションでは、4~10人程度の学生を集めて実施されます。
近年では多くの企業が、このグループディスカッションを採用選考の過程に取り入れるようになっています。ただし、その目的や実施段階は、それぞれの企業によって異なるようです。最終選考の手前あたりで優秀な学生を選び出すために行われることもあれば、一次面接と二次面接の間あたりで「足切り」的に行われることもあります。

通常、グループディスカッション試験をクリアできる学生は、5割以内となっています。つまり半数以上の学生が、このグループディスカッションで不採用を食らうわけです。
一般に誤解されがちですが、与えられたテーマに対して自分の意見をきちんと喋ったとしても、グループディスカッションに合格することはできません。自分ばかり目立とうとする人や、逆に全く目立たない人などは問題外です。グループディスカッション試験を突破するためには、まずグループディスカッションのルールと目的、意義を理解しましょう。

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「全員の意見を参考にしながら、お互いの立場や価値観を尊重し、結論を導き出す」

というのが、グループディスカッションです。実際に就職をすると、毎日のようにグループディスカッションは行われます。ビジネス上の様々な課題に対して、その問題点は何なのか、解決策としてどのようなものがあるか、最小限の労力で最大の効果を得るにはどのような手順で作業を進めればいいか、といったことを全員で話し合うのです。みんなで話し合うことで一人では思いつかない名案を考え出し、複雑な問題を解決して行きます。

また会社には様々な立場や価値観、利害を持った人達がいます。ですから議論を進めていくためには、他の立場の人の意見を尊重して聞き入れ、何度も考えを練り直しながら互いに歩み寄っていくという調整を行わなければなりません。つまりグループディスカッションで必要となるのは、「周囲の意見を尊重し、参考にしながら結論を導き出す」ことなのです。そしてこのことは、採用選考におけるグループディスカッションにおいても重要です。

@グループディスカッションで採用担当官に評価されるのは、以下のような人達です。

・自分の意見を述べるだけでなく、周囲に感想を求めるなど議論の展開ができる人。
・議論の流れを読みながら、その議論を前に推し進めるような発言ができる人。
・場の空気を和ませるなどして、みんなが話しやすい雰囲気を作り出せる人。
・意見の出ない人や黙っている人にも話しやすい環境を作るなど、気配りのできる人。
・様々な意見をまとめて整理できる人。また議論を結論の方向に持っていける人。

グループディスカッションの一般的な評価項目(7個以上の項目に当てはまれば、合格)

・適切なマナーや姿勢でディスカッションに参加しているか。
・社会人としての適切な言葉遣いで、自分なりの言葉で論理的に発言できているか。
・リーダーシップやイニシアチブを持ち、議論をまとめたり展開することができるか。
・他人の意見に耳を傾け、話の論点を理解しているか。理解力、傾聴力があるか。
・独創的な意見を述べているか。ユニークなものの考えができているか。
・議論の流れをきちんと読み、問題点の全体像を正確に把握できているか。

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最終面接で合格するためには

最終面接で合格するポイント

最終面接を行うのは、主に役員や人事部長などです。中堅以下の企業などでは、社長自ら面接を行う場合もあります。この最終面接で審査されるのは、基礎学力や人間性、ビジネス能力、価値観、入社意欲の高さ、風格など、その学生の内面と外面の全てです。
評価の方法は、基本的には相対評価になる傾向が強いです。つまりA君とB君のどちらを採用しようか。誰と誰が会社で活躍してくれそうか、と学生同士を比較して選考します。
採用される人材としては、以下のような要素を備えている人になります。

・「経営的な視点や物事を変える力を持ち、高いビジネス能力を保有している人」
・「志が高く、ビジネスが好きな人。また志望動機が明確で入社意欲の高い人」
・「役員の若い頃に似ている人や、現在社内で活躍している社員と同じようなタイプの人」
・「表情や態度が明るく好印象で、また目に力がある人」    などです。

▼最終面接の一般的な評価項目(全ての項目に当てはまれば、最終面接に合格です)

・外見や立ち振る舞い、マナーなどが相手に好印象を与える人物か。
・社会人としての適切な言葉遣いで、自分なりの言葉で論理的に会話できているか。
・志望動機がはっきりしており、強い入社意欲が感じられるか。
・当社が第一志望か。
・当社が最重要視するビジネス能力A、B、Cを備えているか。
・他の学生にはない長所、能力、専門知識、セールスポイントを備えているか。
・視野の広さや器の大きさ、存在感など、将来性を感じる人材か。
・当社のカラーに合っており、共に働きたいと思えるような人物か。

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